今回はデスメタル大国のスウェーデンの重鎮ダーク・トランキュリティの個人的なおすすめアルバムの話です。メロデス好きなら、聴かねばならないバンド!
In Flames 同様、既に10枚以上のアルバムをリリースしていて、まだ聴いていない方はどのアルバムから聴いていいのか、わからないでしょう。。ですので、今回も1位~3位の3選をしていきたいと思います。
Dark Tranquillity (ダークトランキュリティ)のアルバムを3選してみるっ!!
3位、「Fiction (フィクション)」
9thアルバムの「Fiction 」(2007年)、相変わらず、ミカエルスタンネのデスボイスと、切れ味のあるギターリフ、そして、哀愁のあるシンセが見事にまとまって良いアルバムに仕上がっていると思います。初期に比べても、洗練されたイメージ。。
キラーチューンだと思うのは、
03 Terminus (Where Death Is Most Alive)、イントロのシンセから、キラキラしない程度にメロディックでダークトランキュリティの世界観を全く壊さずに、ギターのリフと、ミカエルスタンネのデスボイスなどを活かしてきます。
04 Blind at Heart もイントロの細かいギターの刻みから聴きごたえがあります。やっぱりギター半端なく上手いな・・・。下手なバンドだと、リフでこういう切れ味出せないんですよね。。デスラッシュ好きは大満足?
圧巻は、09 Focus Shift、イントロのギターリフから引き込まれます。ピッキングハーモニクスからの展開もかっこいい・・・。名曲だw
2位、「Damage Done 」
6thアルバムの「Damage Done」(2002年)、前述した9thの「Fiction」よりも、粗削りなメロデスな印象です。これが、ストロングポイントにもウィークポイントにもなりそうです。結局、個人の好みと言えそうですが、、このアルバムの方が北欧メロデスとしてのインパクトは大きそう。
個人的にキラーチューンだと思うのは、、
01 Final Resistance、1曲目からDark Tranquillity節炸裂!強烈なリフをたたみかける。。
03 Monochromatic Stains、イントロから、これぞ北欧メロデス!というべきリフから始まり、哀愁ただようシンセのメロディーへ繋げていくが、やっぱりキラキラさせない。。さじ加減が上手いw
07 Damage Done、アルバム名と同タイトル。これが捨て曲のはずがないw
1位、「Character (キャラクター)」
8thアルバムの「Character」(2005年)、やはり、個人的にはこのアルバムがDark Tranquillity 史上の最高傑作だと思います。北欧メロデスらしさを発揮しながらも、ヘヴィネスを全く失わずに、なぜか近未来的な雰囲気すら漂います。今時のピコリーモとかとは無縁のサウンドなのですが。。メロデスの重鎮と言われる所以も納得します。
捨て曲のほとんどないアルバムなのですが、、あえてキラーチューンは?と言えば、、
01 The New Build、一曲目、イントロがドラムパートから入ってくるが、メロデス好きにはたまらない、ザクザク刻んでくれる強烈リフを連発。アクセントで入れてくるクリーントーンのギターのアルペジオもかっこ良すぎ。。こうやって、ヘヴィネスを強化していくのか?
05 Lost to Apathy、 この曲も完成度は凄い!説明不能w
06 Mind Matters、ハイハットと、ギターのリフの刻みからの展開も素晴らしい。。ギターソロも秀逸・・・。
以下、捨て曲ないアルバムだから省略、アルバム全体としての完成度が高く、キラーチューンの割合高しw
メタル好きなら絶対に聴いた方がいいアルバムですねー。