イタリアの代表的なメタルバンドと言えば?と聞かれると真っ先に出てくるのがメロスピ、シンフォニックメタルのRhapsody of Fire 、ラプソディオブファイア(旧 Rhapsody)ですが、、わたしの場合はメロデスも好きなこともあって、Disarmonia Mundi (ディサルモニア・ムンディ)か Dark Lunacy (ダーク・ルナシー)を一推しとしたい。
ディサルモニアムンディはほぼ、エットレリゴッティがすべての楽器パートを手掛けてしまうので、本当にバンドと言えるのか謎ですが、、とりあえず、とてつもない才能の塊なんでしょうね。凄すぎですw
と、言う訳で、今回は Disarmonia Mundi を聴くならどれがお勧めか?で、3選してみます。
Disarmonia Mundi のおすすめアルバムは?
3位、「The Isolation Game (ジ・アイソレーションゲーム)」
4thアルバムの「The Isolation Game 」(2009年)
2nd、3rdアルバムとは少し毛並みが変わった印象のアルバム。スネア裏打ちで疾走する、攻撃的ナンバーが多い気がします。こういう曲が好みの方だと、2nd、3rdアルバムよりも気に入りそう。
キラーチューンは、01 Cypher Drone 、一曲目から、攻撃的ナンバーを叩き込んできます。相変わらず、強力なリフと、ビョーンのデスボイスも冴えています。Disarmonia Mundi の曲は、さりげなく味付けされるシンセのサウンドがいつもかっこいいですね。。
04 Building An Empire of Dust 、こちらもひたすら疾走する攻撃的ナンバー。クラウディオとビョーンの掛け合いがかっこいいですね。声質が違うからより活きてくるのか?
06 The Isolation Game、 アルバムと同名のタイトル。文句のつけようもない完成度。ブラストビートも織り交ぜてきます。
その他の曲も良曲揃いで、捨て曲は少ない名盤ですね。
2位、「Fragments Of D-Generation (フラグメンツオブ ディージェネレーション)」
2ndアルバムの「Fragments Of D-Generation」(2004年)
01 Common State of Inner Violence 、ミドルテンポのギターのリフから始まるナンバー。破壊的なデスボイスだけでなく、クリーンのヴォーカルも魅力的なのがDisarmonia Mundi の楽曲です。
04 Quicksand Symmetry、 ヘビーでありながらも、少しキャッチーさも感じるようなリフです。メロデス初心者にもおすすめかも・・。
05 Swallow the Flames、 イントロからのギターのリフが聴きごたえがあります。
1位、「Mind Tricks (マインドトリックス)」
3rdアルバムの「Mind Tricks」(2006年)、
2ndアルバム、4thアルバム同様、攻撃的なリフ、デスボイスはもちろん健在ながら、更に、クリーンヴォーカルのパートも完成度高い。シンフォニックでもないがメロディック。わたしはこのアルバムがDisarmonia Mundi の最高傑作だと思います。
01 Resurrection Code、一曲目からキラーチューン。珍しくイントロからギターのコードストロークを多用してくる。ビョーンのクリーンヴォーカルはふつうにかっこいいな・・。
03 Celestial Furnace、 スロー ~ミドルテンポのメタルナンバー。クラウディオと、ビョーンの掛け合いもかっこいいし、このBPM帯でも魅力的なリフを構築してくる。名曲です。
04 Nihilistic Overdrive、 この曲も、やっぱり、クラウディオとビョーンのヴォーカルが光る。ギターソロも速弾き多用ではないが、聴きごたえあります。やっぱり名曲。
ということで、名曲が多いので、5曲目以下は省略。「Mind Tricks」は捨て曲なしの、名盤ですので、これからディサルモニア・ムンディを聴く人には一推ししたいと思います。
ではまた。