最近聴いたアルバム August Burns Red 「Guardians」

メタル

久しぶりにAugust Burns Red の新譜を買ってみた

米国のメタルコアバンドのオーガスト・バーンズ・レッド(August Burns Red) の新譜「Guardians」を購入してみました。昨年の4月発売とか、「新譜じゃなくね??」とか言われそうですが、、メタルバンドは4年に1度とか、10年に2枚しかリリースしないバンドとかもザラなので、、、個人的には、発売から次のアルバムが出るまでは、、3年目でも新譜でいいのでは?とか思っていますw

メタルは、世の中の流れから隔絶された世界なので、20年前のものを聴いても色褪せなかったりとかするので、面白いw

AUGUST BURNS RED 「GUARDIANS」
2020. 米国
スクリーム・・・10割
評価・・・89点 

AUGUST BURNS RED の9th アルバム。クリーンボーカルとか、シンセなどキラキラしたサウンドを入れずに、終始、鋼鉄のメタルコアサウンドを貫くバンド。それでいて、時折、ヘヴィなギターサウンドながら、叙情的なリフを織り交ぜてくるところが凄すぎる!

どのアルバムも、音楽性がぶれない所が好感を持てます。こういう、メタルコアサウンドが聴きたい時は、とりあえず、August Burns Red、Miss May I あたりを買っとけば、大体、はずれを引く事は無い気がするw

個人的にこのアルバムでキラーチューンだと思うのは、、

4.Defender
 イントロから、ミドルテンポで緩めの展開で「捨て曲かな?」と思わせて来るが、、結局、ゴリゴリのブレイクダウンを後半に導入して見事に決めて来る! やっぱり、August Burns Red は凄い・・・。

6.Disembered
 この曲を聴くと、、やはり、メタルコアはヴォーカルが楽器で、ギターがボーカルなんだよなって
思う。何を言ってんだと言われそうだが、そういう役割分担になる展開があるんですね。メタルはそういう音楽なんです。。だから、全編デスボイスでも曲が成り立つw

10.Empty Heaven
 終始、疾走しているのだが、聴いていても全く飽きさせない。叙情的なアルペジオっぽいリフを混ぜて展開するから、聴くもの魅了するのか?それでいて、重厚さは全く失わない。。

11.Three Fountains
 アルバムを最後を飾る曲。やはり、イントロからは、叙情的なグロウルっぽいギターの引き語りか(?)と思わせるが、、やっぱり疾走を織り交ぜてくれる。これがないとね。。。最後まで、August Burns Red は期待に応えてくれますw 

以上、August Burns Red らしさを終始貫いてくれたアルバムでした。レビューしていない曲も捨て曲なしです。


※注意

[スクリーム]欄は一応デスボイスとかスクリームの苦手な方に向けての注記です。一括してデスヴォイス、グロウル、ガテラル、下水道系、スクリーム、シャウトとか全て含みます。ていうか、自分でも境界線がよくわかりませんw
[評価]欄は、調査員のわたしが独断でスコア、決してBurrn誌に対抗してる訳ではありませんw 満点は100。95以上で「神盤・・・自分が聴かなかったとしたら、、人生後悔するんじゃないか?というレベル」  90~94 で「名盤・・・メタルバンドの一生で一枚リリースできればいいかくらいの傑作かも」  80~89で「良盤・・・メタラーなら聴いて損はないだろう、というアルバム」  79以下は「並盤・・・自分とは好みが違うのだろう(このアルバムを好きな人がいたらすみません・・・)」