4thアルバムも素晴らしい完成度でした!
前作の「STATICE」(2016年)から、4年ぶりのリリースとなりました今作。メンバーはHARUKA(ヴォーカル)、TORU(ギター)、HAYATO(キーボード)の3人編成となったTEARS OF TRAGEDY さん、今回も、メロディックスピードメタル好きなら大満足であろう、美旋律かつ、叙情的なサウンドを聴かせてくださいます。
シンフォニック、メロディックと言っても、北欧メタル、ジャーマンメタルに寄り過ぎず、日本らしいメロディーセンスがより魅力を感じさせる点でしょうか。良い意味でJ-POPらしさと、メタルのヘビネスを融合させているサウンド。透明感のある女性ヴォーカルのメタルバンドと言えば、BABYMETAL、陰陽座などでしょうか?その辺りのサウンドが好きなら気に入りそうです。
TEARS OF TRAGEDY 「TRINITY」
2020. 日本
スクリーム・・・なし
評価・・・90点
今作も、2nd、3rdアルバムが好みの方ならおすすめできるアルバムとなっています。相変わらず、透明感のあるボーカルと、シンセサウンド、そして、安定のギターのリフと、、メロスピ好きなら、どストライクの方も多そうなサウンドです。
メロスピ好きなら、気に入ると思うナンバーが、疾走系の、2.Nonsite、 8.No.5、 10.時に鏡は嘘をつく、 などでしょうか。完全に好みなのですが、一曲くらいデスボイスをサポートで入れても面白いかな?と思いました。2ndアルバムのデスボイス入りのPrison of Abyss っぽい大作も待ちたい・・・。
次回作も期待大ですっ!!
ではまた。