現物株式のわずかの含み損で夜も眠れなくなったり、株式投資の信用全力やポンド円などのFXでハイレバレッジ逆張りトレードをしていて捕まる。そして、追証、ロスカットなどが迫ってくるとリアルに吐きそうで胃に穴が開く気がしてきます。そんなメンタル弱いけど、一攫千金をガチで狙っているトレーダーはこのような場面でどうする?どれくらいの損失までで、どこまで耐えれば生き残れるのでしょうか?
含み損には2種類ある
含み損には2種類あります。それは「助かる含み損」と、「助からない含み損」です。塩漬け株や、FXでドル円、ユーロ円やビットコインFXでショートにしろ、ロングにしろ捕まったら、まずそれが「助かる含み損」か、「助からない含み損」か?徹底的に分析しましょう。しかも、株価や為替の急落が速い場合は瞬間的に判断しなければなりません。
助かる含み損なら、恐れずにナンピン
基本的に個別株の方が読みやすいと思います。ファンダメンタルや、掲示板の雰囲気だけでも、底が近いか、深いか大抵はなんとなくわかります。それに比べ、為替や、日経平均、ビットコインなどは格段に難易度が上がると思います。ホールド予定の期間は人によって、数時間、数日または数か月など違うと思いますが、予定期間内に戻ると思うなら、損切りではなくナンピン。但し、資金管理と見込みを読み間違えると、退場しかねないのでご注意。
(安い・・)
「ナンピン!」
(更に、爆安~・・・)
「追加ナンピン!」
余力30%だお・・・
まだ下がるの??・・・
(´・ω・`)
奥義「無限ナンピン発動!」
そんなことしてるからおまえは破産するんだ・・・

助からない含み損なら、速攻で損切りすべし
ロングした買い値や、ショートした売値に戻らないと気づいたら、速攻で損切りや株の売却あるのみです。優柔不断で粘れば粘るほど傷口が広がります。判断が遅れれば、遅れるほど、損失が拡大。被害金額が多すぎて、ますます損切りができなくなります。トレードで誰もが経験したことのあることですね・・・
助からない含み損は更に2種類ある!
もはや、インした価格に戻らないであろう「助からない含み損」。こちらも更に2種類に分けられます。それは・・・口座を「破綻まで追い込んでくる含み損(耐えられない含み損)」と、どこまで悪い方向へ行っても、「口座破綻までしない含み損(耐えられる含み損)」です。
退場まで追い込んでくる含み損
そう、爆益を狙って、株式投資で信用全力状態からの含み損。海外FXとかでのレバ500倍以上のハイレバトレード。そこで捕まり、放置しておくと最悪の場合は口座の全資産が溶けていってしまいます・・・私も振り返ると、あの時、損切りしておいて良かった、、もし損切りしていなかったら、口座がすべて溶けていた場面が多々あります。
例えば、サイバーステップでストップ安連発後の4400円台、ウェッジ暴落後の1000~1100台、ブロッコリーでうたプリリリース直後の1000円前後、モブキャストで岡本IP発表直後の1000円以上。ドリコムでエンザが盛り上がっていた頃の1300円台。エクストリーム爆上げ直後の1万円台と、その数か月後のテスタ氏の「バルス」攻撃。。
どれも放置していたら株価半額以下。酷いと1/4以下から1/10に暴落していたので、ほぼ口座は溶けて今頃相場から退場していた計算となります。嫌な予感がしたら、たとえ損失を確定したくなくても損切りするしかありませんね。。ご参考までにガチホ族のsoiyawork氏ギリギリ限界離脱リスト一覧の一部ですw

サイバーステップは7000円台で一株たりとも売らなかったが・・・
ストップ安連発には耐えられなかった
(´・ω・`)
その後、2年かけて、800円台まで落ちたからな。
厳しいが、それも正解だっただろ。

ぎゃーーーー!
もう株なんてやらないから今回だけはゆるして・・・
どうか、どうか・・・
お願いしますっ!!!
おまえは、、
株芸人として生きるんだっw
退場までは追い込まれない含み損
株の現物取引、FXで低レバレッジトレードでしたら、どんなに下がってもダメージはデカイが口座の破綻や、追証、ゼロカットまでは至らない状況。同じ、助からない状況でも全く状況は違います。更に、もし捕まったポジションが株主優待や配当を貰える場合、ドル円、豪ドル円、南アフリカランド円など、スワップポイントで稼げるなら、選択肢の一つとして長期保有に切り替えるのも実はありかもしれません。このような切り替えはお薦めしない話をよく聞きますが、決して禁じ手とは思えません。まず相場で生き残ることが大事ですから。
吐きそうでヤバイ時こそ、決断は早く!
という事で、、、何が言いたかったかと言うと、含み損が超絶に拡大する場面では、他の人も同じ境遇に陥っている可能性が高いので、メンタルが凍りついて動けなくなりそうな時ほど、分析して、「損切りするか?」「損切りしないか?」2択しなければならないという事です。
損失を確定したくないのは分かりますが、口座を破綻させるわけにはいかないので、時には勇気ある撤退も選択肢に入れて行きましょう。では、かつてはガチホ、信用全力戦士で何度も危ない橋を渡ってきた私からの記事でした。あまり参考にならないかもしれないけどw